2011年11月21日月曜日

◆ひろとネット-64

国賓として来日していたブータン・ワンチュク国王夫妻が20日、日本での全ての滞在日程を終え、午前11時過ぎに帰国の途に就きました。

国民の幸福を最も重要とする「国民総幸福量」という概念を憲法に示し、国民の幸福度が世界一高いというブータン王国。

滞在中、慈悲に満ちた言動と爽やかな風を送ってくれました。

国王は、国会でのスピーチで、東日本大震災について「いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません」とした上で、「しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民だ」と語り、ブータンの言葉「ゾンカ語」で祈りを捧げてくれました。

私は、感動すると共に「人の振る舞い」の大切さ、それを可能にする「原点」の重要さをあらためて実感いたしました。

それから、ワールドカップ女子バレーのアメリカ戦、凄すぎ。しびれてしまいました。

すでに、メダル獲得はならず、ロンドンへの切符は取れないとわかっている日本、それに比べ1セットを取られても日本に勝てば初となる金メダルのアメリカ。

勢いの違いが出るのではと思っていましたが、この日の日本は、いや、今大会の日本は絶対に諦めない!

感動をありがとう。

それに引き換え、12月18日には磯子区で民主党の中尾議員の不祥事による辞職で、補欠選挙が行われます。

本当に情けなくなります。
1億円近い税金が使われます。

昨年、私が市会運営委員だった時に、今回のような場合、補欠選挙を実施しなくてもよいとする自治法の改正を国に意見書の形で要望いたしましたが、早急な改正が必要と痛感しております。

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