2011年2月8日火曜日

◆ひろとネットNo.10

『子宮けいがんの予防ワクチンについて』

おはようございます。加藤ひろとです。

3ワクチン無料接種の続報です。まずは、皆さんに全額公費負担の無料接種を要望する署名にご協力をいただきましたことに心より御礼申し上げます。

この3ワクチンの無料接種が全国に先駆けて2月1日から実施となりました。

子宮けいがん予防ワクチンの対象者は中1〜高1ですが、高校1年生は3月中に1回目を接種すれば、2年生になっても残りの2回分が無料になります。
期間は3ワクチンとも平成23年2月1日〜平成24年3月31日までとなっておりますが、24年度も引き続き実施できるよう推進して参ります。
また、子宮けいがん予防ワクチンの対象年齢についても、拡大に取り組んで参ります。

子宮けいがんは、日本において約1万5000人が発症し、3500人余が亡くなっており、低年齢化も指摘されています。一方で、検診と予防ワクチンの接種で、ほぼ100%防げるため、ワクチンは世界中で広く使われています。日本でも12歳女子にワクチンを接種した場合、発生を年間約73.1%減らせると試算されています。

また、副作用ですが、昨年末に厚生労働省が調査を行い、40万人接種した中で81例の副作用がみられました(1万人に2人)。症状は、発熱や失神などです。接種対象の大半が思春期世代で接種時の痛み等のショックで自律神経のバランスがくずれて転倒した事例もありました。インフルエンザ予防接種も同様の事例があり、医療機関は接種後30分程度、病院で様子を見てもらうなど対応しています。

詳しくは下記窓口に、お問い合わせ下さい。

横浜市ワクチン相談窓口 045-671-4183(平日9:00〜17:00)

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