2011年2月14日月曜日

◆ひろとネットNo.11

『t-PAを活かす——。脳血管救急医療体制の整備』
病とは時に大きく人生を変えてしまう。死に直結するとされる三大病——。その中で『加藤』が真っ先に注目した病が、身体麻痺や言語障害といった深刻な後遺症が残る可能性が極めて高い『脳梗塞』であった。
3時間——。この時間が、『脳梗塞』を発症してからの大きな分かれ道と言われている。
そこで『加藤』は、平成17年に認可された療法であるt-PA(血栓溶解薬)の投与に着目した。
t-PAを3時間以内に投与できれば後遺症をほとんど防げる。それを可能にするには、発症後60分以内には患者が病院に居る必要があった。
救急患者の搬送時間の短縮、さらに病院の受け入れ態勢の強化はもちろん、t-PAと患者との適合性検査の時間も必要である。
この条件をクリアするには、24時間体制で常駐する最低3人の専門ドクターが必要であった。
『加藤』は、t-PAをさらに活かせる医療をめざすため、いくつもの病院を訪れた。その過程で知った、さまざまな現実。
深刻な医師不足——。
それに伴う病院の空室や治療が行き届きにくいという現状——。
『脳梗塞救急医療体制』の確立は難しかった。そういった現状であっても、『加藤』は、奔走と交渉を重ね続けた。
その結果、平成21年——。磯子区滝頭にある脳血管医療センターに、24時間3名体制の確保を成し遂げたのである。
現在まで、多くの方々がこのt-PA投与救急医療によって、その命と、健全な生活を取り戻している。
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