2011年3月25日金曜日

◆ひろとネットNo.28

『大切な声に全力で取り組みます』
昨日、甲状腺低下剤「チラーヂン」を服用している方から話を聞きました。
内容は、いつも3カ月分のチラージンを出してもらっている医師から「国内唯一の製造工場がこの地震で崩壊してしまい1カ月分しか出せない。また、入荷の目処がなく、輸入しかないと思うが手続き等に大変な時間がかかる。」と言われ、この薬を服用しないと、心筋梗塞を引き起こす可能性があると言われているので心配している。
とのことでした。
これは、大変深刻なことだと思い、早速、問合せたり調べたりしたところ、この薬は、98%を「あすか製薬」(東京都港区)が製造販売しており、福島県いわき市の「いわき工場」で生産しておりました。
津波による被害は幸いなかったものの、地震でラインに損傷が見つかったために生産が止まり、安定供給のめどが立っていません。
また、治療薬の効果は7〜10日程度のため、早期に供給しないと国内で服用されている約30万人の患者さんの命が、危険にさらされてしまいます。
いわき工場で生産している品目は、チラージンのほかに、男性ホルモン剤のエナルモンもあり、これもシェアが高く、同じ問題を抱えています。
私にできることは何か——。真剣に考えて、早急に対応しなければと強く決意しました。
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