2011年3月30日水曜日

◆ひろとネットNo.32

昨日、ひろとネットNo.29で配信した「緊急要望」への回答がありましたのでご報告します。
◆震災孤児・ホストファミリーへの回答◆
震災孤児とホストファミリーへの回答は、「厚生労働省からの依頼に基づき、要援護者の社会福祉施設等への受入れについて、各施設への調査を実施済みです。
こども青少年局関係の児童・母子・婦人関係施設では55人。障害児関係施設では、8人の受入れが可能となっています。
また、要保護児童の状況に関する調査について、本市児童相談所から児童福祉司、児童心理司等で構成される6人のチームを3月25日(金曜日)に一週間の予定で派遣しました。
引き続き、国等と協議しながら、震災孤児の課題について取り組んでいきます。
ホストファミリーについては、既に神奈川県が被災者受入れホームステイボランティアの募集を始めているため、この仕組みを活用し、県と協調して進めてまいりたいと考えています。
また、被災地域の児童生徒の皆さんが、横浜市内に緊急避難された場合、就学の機会が確保されるよう、市立小学校・中学校・高校学校・特別支援学校での就学の受け入れをしております」
◆甲状腺低下剤(チラーヂン)不足への回答◆
甲状腺低下剤の回答は「甲状腺機能低下症の治療薬「チラーヂンS」については、3月16日に輸入等の許認可を行う神奈川県に、また、3月25日に厚生労働省経済課に、現状の確認と医薬品の確保について要望を行いました。
【現状の確認】国から「あすか製薬」に3点の指導を行っている。
(1)いわき工場の再開。
(2)他社へ製造委託すること。
(3)海外からの輸入を検討する。
なお、あすか製薬によれば、3月25日より「チラーヂンS」の生産及び出荷を開始し、安定的な供給に向けて取り組んでおります。
また、医薬品の不足は重大な問題であるため、国においては、医薬品や医療機器を医療機関間で融通することや、輸入についての緩和措置などが図られています。
横浜サイエンスフロンティアに立地する理化学研究所では、ホームページによると、被災地で学ぶ学生の受入れなどの支援を検討しております」と回答がありました。
引き続き、進展がありましたらご報告させて頂きます。

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